白鳥の湖2008年02月04日 05時20分51秒

舞台終了後にあいさつする白鳥・黒鳥役(中)と王子役(右)、悪魔役(左)
 これぞバレエの最高峰だと感じた。2日、ついに不朽の名作「白鳥の湖(Лебединое Озеро)」をボリショイ劇場で鑑賞した。

 言わずとしれたチャイコフスキー作曲の悲恋を描いた作品。内容を少し。

 年頃になったジークフリート王子は母親から明日開かれる舞踏会で結婚相手を決めるよう言われる。まだ結婚を望んでいない王子は物思いにふけりながら湖へと向かう。月夜。湖面にいたたくさんの白鳥がたちまち若い女性たちへと変わる。女性らは悪魔の魔法によって白鳥にさせられ、夜の間だけかろうじて人間の姿に戻れた。

 女性らに混じってひときわ美しいオデット姫がいた。王子は姫に一目ぼれする。姫の魔法は、男性から初恋の相手として愛を告白されないと解けないことになっていた。そこで王子は姫を救うため、舞踏会に誘う。

 舞踏会。各国からやって来た王子の「花嫁候補」が華麗な踊りを披露する中、白鳥そっくりの黒鳥オデールが現れる。実は黒鳥は悪魔の娘で、王子と白鳥の恋路を邪魔しようと悪魔が仕掛けたわなだった。

 黒鳥の妖艶な舞いに王子は引き込まれ、ついには愛を誓ってしまう。それを目撃した別の白鳥が姫に知らせるため、湖に走り去る。その様子を見た王子も自らがだまされていたことを悟り、湖へと向かう。

 湖にたどり着いた王子は、待ち受けていた悪魔に戦いを挑む。何とか退けたものの、やはり姫の魔法は解けなかった。王子は嘆き悲しむが、気がつくと湖の畔にただ一人残されていた。

■白鳥の湖(ウィキペディア日本語版)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E9%B3%A5%E3%81%AE%E6%B9%96

 白鳥役24人による集団の舞いや、白鳥と王子が一緒になって高度な技を披露する場面、黒鳥が連続して32回転する技巧的な踊りなど、随所に見どころがあって最初から最後まで感動が途絶えることがなかった。

 といのは一般的な感想。個人的にはさらに二つの感激があった。一つは、日本人ダンサーの存在。「くるみ割り人形」を鑑賞した際にもブログで触れたが、あのときの日本人男性ダンサーがまたまた登場。今回は道化師の役で、華やかな舞踏会に彩りを添える役柄だ。ジャンプの高さ、スピンの早さは主役をしのぐ技術力だと思う。

■バレエ初鑑賞
http://usausa.asablo.jp/blog/2008/01/08/2551003

 気になったので、パンフレットやインターネットで調べたところ、この男性は岩田守弘さんという。ボリショイ劇場で唯一、アジア人ソリストとして随分長い間活躍している。同劇場は確か38歳が定年。岩田さんも近い年齢に達していると思うが、まだまだ行ける!

 もう一つはスペインの踊り。舞踏会で各国の美女による踊りが披露される中、がらりと雰囲気が変わる場面がある。スペインの姫が扇を揺らめかせながら踊るシーンだ。スペインらしく、時に艶っぽく激しく、時にしっとりと舞う様は本当に美しい。元々曲自体は知っていて昔好んで聴いていたのだが、今回初めて踊りも見てみて曲調とぴったり。とても気に入った。

 白鳥の湖は、少なくとも題名は誰でも知っているに違いない。最初は正直、あまりに定番過ぎて面白くないのではないかとひねくれた思いもあったが、やっぱりいいものはいい!この一言に尽きる鑑賞だった。

コメント

_ すいか ― 2008年02月28日 03時49分54秒

バレエ観てますねえ。わたしも見てますよ~触発されてわたしも記事を書きました。
スペインの踊りを誰がやるかがいつも気になって仕方ないです。男性ダンサーばっかり見てます。ミンスクでは衣装が黒いタイツで金の縁取りの紫のボレロ、かっこいいのです。ボリショイはどうでしたか。

_ うさうさ ― 2008年03月02日 20時55分49秒

すいかさん、コメントありがとうございます。ブログ見ました。そちらも見てますねぇ~。そちらの男性ダンサーかっこいいですね。ボリショイはかっこよかったり、そうでなかったりです。

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